ゲーマー弟『紅の砂漠』で公式が謝罪したAI問題って何?なんか、海外のSNSで色々と話題になっているみたいだけどよく分からないよ!
ゲーマー兄これは現在のゲーム業界の問題が見え隠れしているから、そこもちょっと解説するぞ!
この記事はオープンワールド型アクションアドベンチャー『紅の砂漠』で発生したAIに関する問題について簡単にまとめています。
現在のSteamにおけるAIの取扱規程についてもまとめるので、気になった方は是非とも最後までご覧下さい。
ゲーマー兄この記事は「オープンフィールド型のゲームの最高傑作はオブリビオン!」とのたまっているおっさんゲーマーが書いています
SteamにおけるAI規制をさらっと解説!
『紅の砂漠』がSteamのAI規制に引っかかるようなやらかしをしたことで海外で非常に話題になっているのですが、そもそも、このAI規制とは何かを知らないとお話についてこれないので非常に簡単にまとめます。
「AIで作ったもの」は隠しちゃダメ!
Steamでゲームを出す開発者は、「画像・音声・シナリオなど、プレイヤーが直接目にしたり耳にしたりするコンテンツ」をAIで作った場合、必ず「AIを使っています!」と正直に申告しなければなりません。
これが、私たちプレイヤーが「これは人間が作ったのか、AIが作ったのか」を知る権利を守るためであり、基本的なSteamにおけるAI規制となっています。
「開発の助け」なら言わなくてもOK!
「画像・音声・シナリオなど、プレイヤーが直接目にしたり耳にしたりするコンテンツ」をAIで作った場合は報告が必須です。
しかし、2026年1月の新規性で「プログラミングを補助するAIツール」などは、わざわざ開示しなくてよくなりました。
ようするに、「人間が作るのをAIが手伝っただけ(ツールとしての利用)」なら報告不要、「AIが勝手に出力したものをそのまま使った(アセット生成)」なら報告が必要、という線引きがされたんです。
ゲーマー兄この部分が『紅の砂漠』にもろに関わってくるから覚えておこうね!
ただし!現状は「正直者がバカを見る」状態!
このように、AIの使用に関する線引きがされましたが、守っている人はほぼいません!
というのも、Steam側は規制としていますが、開発者側の自己申告にお任せしていることがほとんどなので、言わないゲームの方が多いんですよね。
その情報ソースはこちらの『Steamで生成AIの使用を公表しているゲームは全体の7%に当たる7818本、2025年リリースのタイトルは最低でも約20%が生成AIを使用している』という『GIGAZINE』の記事です。
この記事の中で実際にAIを使っているゲームは全体の約20%で正直に「使っています」と申告があったのは7%であると記載があり、思いっきり乖離している事が分かります。
ゲーマー兄自己申告制なら言わない人の方が多くなるかなぁ・・・
『紅の砂漠』のAI問題についてのまとめ!何が起きたのか?
先ほどのSteam規制を読んだ上で、『紅の砂漠』が一体何をやらかしたのかを見ていきましょう。
また、やらかしが発覚した『紅の砂漠』運営がどういった対応を取ったのかまで触れていきます。
やらかしはAIアセットがゲーム内で見つかったこと!
先ほどSteam規制でもお話しましたが、「AIが勝手に出力したものをそのまま使った(アセット生成)」なら報告が必要です。
このような規制があるのにAIで書かれたと思われるグラフィックが大量に発覚してしまったので海外フォーラムでは大荒れの状態になっています。
具体的には上のXの画像にあるように貴族の家にある絵画などがAI生成だったってお話ですね。
その結果、海外ゲーマーの一部から「Steam規制にもあるんだからメーカーは生成型AIを使った事は公表しなきゃダメだろ!!!」と怒りの声が上がっています。
ゲーマー兄AI規制に関しては筆者はあんまり意識しないけど、海外では色々と厳しい意見が飛び交ってるね
公式はAI生成しアセットが残っていたことを認めて謝罪!
この問題が大きくなったことで、公式が明確に謝罪しました。
問題発生原因は、開発者側の声をそのまま受け入れるなら入れ替えや消し忘れが発生したとのことです。
開発の初期にゲームの雰囲気を確認するために実験的なAIツールを使ってササッと画像を作り、発売までにプロの絵描きさんが描いた「本物の素材」に差し替えるはずだったと釈明しています。
問題発覚にあたり公式は「AIの使用を明確に公表すべきだった、私たちの内部基準に反するものであり、全責任は私たちにあります」と謝罪したんです。
そして「ゲーム内の全素材を総点検し、見つかったAI素材は今後のアップデートで全て『人間が作った素材』に差し替える」とも発表しているので、いつかのアプデで修正されるでしょう。
ゲーマー兄筆者からすると「差し替えるなら良いのかな?」とこの問題は感じちゃうね
この問題が色々と響く可能性大!
このAIアセットがそのまま残っていた問題ですが、単なるミスで済まなされない可能性が大きいんですよね・・・
その理由は以下の3つです。
先に解説した通り、Steamは「プレイヤーが目にするAIコンテンツ」の開示を義務付けています。
今回「未公表」でこれが入っていたことは、ストアの規約違反として、最悪の場合「販売一時停止」などのペナルティを受けるリスクがあります。
『紅の砂漠』は「妥協のない最高品質」を売りにしていたタイトルです。一部でも「AIで手抜きをした(ように見える)」ことは、ブランド価値を大きく下げます。
「2026年の消費者の半分はAIを使わないブランドを好む」という調査データもあり、予約のキャンセルや買い控えが起きる可能性は十分にあります。
実際に「職人がこだわって作った世界だと思っていたのに、実はAIの素材が紛れ込んでいた!」といった指摘がされており、人によっては「裏切られた!」と感じてしまうでしょう。
「全素材の点検と差し替え」には膨大な人件費と時間がかかります。
これが原因で、予定していた追加コンテンツの開発が遅れるなど、長期的な売上げ減につながる懸念も出てくるでしょう。
ゲーマー兄流石に販売差し止めまでは行かないとは思うけどね・・・
まとめ
今回は『紅の砂漠』のAI問題について解説してきました!
- Steamでは「AIが勝手に出力したものをそのまま使った(アセット生成)」なら報告が必要というルールがあるよ!
- 『紅の砂漠』でAIによるアセット生成されたものが見つかっており、Steamの規制に抵触している恐れがあるよ!
- 公式が認めて謝罪しアプデで差し替えると言っているけど、影響は色々とありそうだよ!
この問題がどこまで大きくなるかは正直読めません。
日本ではあんまり話題になっていませんからね・・・
筆者からすれば「そんなこと修正するなら他の部分治して!」って思っちゃうんですけど、気に入らない方からすると無視はできないようです。
また、『紅の砂漠』については別記事もあるので、気になった方はそちらもチェックお願いします。
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