
何か、元アサクリ開発陣が出した『Clair Obscur Expedition 33』が面白いって評判だけど、本当なの?
全クリしたみたいだけど感想は?

面白かったぞ!マジで!久しぶりにストーリーが気になりすぎて駆け抜けたゲームだったな・・・
この記事を読めば世間的な『Clair Obscur Expedition 33』の評価がどうなっているのか、おまけで1おっさんゲーマーのネタバレ控えめの評価が分かります。
だいたい30時間ほどでエンドコンテンツに近い『終わりなき塔』も突破し、エンディングまで駆け抜けたおっさんゲーマーの評価や感想も知りたい方は最後まで見てもらいたいです。

この記事は、『ゴースト オブ ツシマ』以来ひさしぶりに海外のストーリーが気になりすぎたゲームと感じたおっさんゲーマーが書いています

各種メディアの『Clair Obscur Expedition 33』評価まとめ!
それでは具体的に各種メディアの『Clair Obscur Expedition 33』の評価を見ていきましょう。
順番にメタスコア(metacritic)、Steam、プレイステーションストアと見ていきますね。
また、『Clair Obscur Expedition 33』はPS5/Xbox X|S/Steamの3つで出ているので、確認できるところはそれぞれチェックして行きます。
メタスコア:メディアは92点、ユーザーは9.7点

『Clair Obscur Expedition 33』のPS5版メディア評価はレビュー件数68件で92点、ユーザーはレビュー件数5,549件で9.7点です。
メタスコアのメディア評価は機種事に分かれており、Xbox版はレビュー件数15件で93点でPC版(Steam)はレビュー件数48件で90点となっていました。
昨今のレビューはメディア評価が高くてユーザー評価が低いとか、メディアの評価が低いのにユーザー評価が高いといったいびつな現象が多発していましたが、この作品に関しては両方しっかりと高いですね・・・
具体的にメディアではどういった意見が出ているのかをざっくりまとめるとこんなことが書いていました。
- 今年のGOTY候補
- 私にとっての至高のRPGまではいかないけど、今年のGOTY候補なのは間違いない
- 真のJRPGの良いところを取り入れた作品で戦闘に独自の西洋のひねりを加えた作品
- 将来の多くのゲームへの道になり得る作品
- ビジュアル、サウンドトラック、演技、ストーリーライン全ての面で素晴らしい
大絶賛されていますね・・・
次はユーザー側の声も見ていきます。
- 経験豊富な開発者が作りたいものを正確に作った素晴らしい作品
- このゲームで高評価を付けたいためにアカウントを作った
- 見事なビジュアル、デザイン、音楽。これは、私のトップ3ゲーム
- ビジュアル、ストーリー、サウンドトラック、ゲームプレイ!どれをとっても傑作!
- このようなゲームを見てプレイすることはめったにありません。とてもよくできていて、心に残ります
- ファイナルファンタジーなどのJRPGをプレイしたことがない場合は、これは完璧な作品だ
- GOTYにノミネートされるべきゲーム
こっちも超絶べた褒めですねぇ・・・
真面目に、メタスコアだけを見たらGOTY候補筆頭な勢いです。
Steam評価:92%の非常に好評

Steamの評価はレビュー件数が22,259件の92%好評でした。
90%を超えるレベルならば十分に高評価と言えるでしょうし、なんと言ってもレビュー件数2万件超えは中々に凄いことです・・・
モンハンワイルズのレビュー件数が128,145件と中々ぶっ飛んだことになっていますが、ここまで高評価が並んでいるのならレビュー件数も今年中に伸びていきそうですね。
ちなみにワイルズの評価は63%の賛否両論でした。
PlayStationストア評価:星4.91

PlayStationストア評価は5点満点で星4.91と非常に高く、レビュー件数は10010件ととっても多いですね。
基本的に甘口気味なプレイステーションストア評価ですが、ここまで高いのは中々見ませんよ!
ちなみに、ここでもモンハンワイルズを例に出しますが、プレイステーションストア上のモンハンワイルズは評価件数54829件の星4.59だったので、評価件数は流石に負けていますが点数は上となっていますね。

メディア側の評価も高かったけど、ユーザー側の評価がとんでもなく高いな・・・まじで今のところのGOTY候補筆頭だと思う!
『Clair Obscur Expedition 33』の1ユーザー評価!
筆者はGAMEPASSにて全クリしたので、そのプレイ感想をここでサクッと書いていきます。
おっさんゲーマーの感想なんか興味ないって人は飛ばしてください!
一応、6段階評価で1つ10点満点にすると筆者はこんな感じでした。
- 世界観やストーリー:9/10点
- グラフィック:10/10点
- サウンド:9/10点
- 戦闘:9/10点
- 快適さ:5/10点
- やりこみ要素:9/10点
それぞれざっくりと解説しますね。
世界観やストーリー:中世フランス版のニーア
筆者はエンディングまでガッツリ見た世界観やストーリーの感想は『中世フランス版のニーア』でした。
崩壊しかけている世界で色々ともがくというカタルシスや、ストーリー中の「え!?」っていう演出も筆者は『ニーアオートマタ』的なものを非常に強く感じてしまったんですよね。
それが悪いとは一切思っていませんし、むしろアレをもう一回味わえたことに感謝したいぐらいです!
ニーアオートマタの雰囲気が好きでコマンドRPGが好きならばはまれますよ!!!
ただし、専門用語なんかがけっこう飛び交っているのでそこら辺を理解しないとイベントムービーを見ても「何それ??」ってなることがしばしば・・・そこだけ要注意です。

1章ラストは「ファ!?」ってなって、2章ラストからは「え!?」ってなって、3章ラストは「う~~ん・・・どうしよう・・・」ってなったぞ・・・
壮大な親子喧嘩や家族愛の物語だった
グラフィック:文句なく最高峰
色んな作品を楽しんできましたが、RPGという事を考えればぶっちぎりで最高峰でしょう。
コマンド式のRPGという事を考えれば過去最高クラスといったも過言ではないと思います。
グラフィックが良すぎるために、ストーリー上のイベントとかも本当に引き込まれるものがあり、良い意味での没入感を一気に引き立ててくれます。

グラフィックはとんでもなく良いと思う。ワイルズより上って感じたよ!
サウンド:良好だけどこれもニーアっぽい
戦闘の音楽も非常に素晴らしい物でしたが、これも筆者は「ニーアっぽいなぁ・・・」て感じてしまいましたね。
もちろん、それは全く悪い事ではありませんし、音楽でもニーアっぽさを感じられるのなら大歓迎です。
あの系のBGMが好きって人はそれだけではまれるでしょうね。

各種戦闘のBGMもいいんだけど、戦闘中はパリィや回避で忙しくて聞いてるヒマないんだよ!!!
戦闘:楽しいけど色々と複雑
戦闘はジャスト回避やパリィ、そしてQTEなどがありコマンドRPGですがかなり忙しく集中力が必須です。
さらに、ビルドの幅が非常に広いのに育成リソースが限られているので頭をかなり悩ませます・・・
最終的に筆者は1人に全てのリソースを注いで、1人だと強くなるスキルを持たせて戦わせるというスタイルにしていました。
ギミックを要する敵もいますし、ぶっ飛んだ強さの敵もいるので、戦闘システムを理解するとどっぷりはまれます。

ビルドはマジで好みが出ると思うけど、火力を出すにはシステム理解が必要だぞ!!!
快適さ:あんまり快適性は高くない
快適性は正直あんまり高くないです。
探索マップでのミニマップがありませんし、オートセーブ機能はあるのに自分でセーブする機能もありません。
ファーストトラベルもないというのは正直不便でした。
それでも、色々と楽しめる要素が一杯あるのでここは我慢できる範疇だと思っています。

マップ探索も色々と大変だったから、ミニマップがほしかったなぁ・・・あと、セーブは好きにしたかったしファーストトラベルがないのはしんどかったぞ!!!
やりこみ要素:かなりある
やりこみ要素はかなりあるので、寄り道しまくったらさらに楽しめます。
その筆頭が『終わりなき塔』で、これの最後までやれたって人は十分やりこんだと言えるでしょう。
ラストの方の敵は体力が馬鹿みたいに多く、本当に火力を出せる編成じゃないと積むレベルだったので、あれを突破できたら凄いと思います。

筆者もマジでビルド何回も組み直したぞ・・・あれはキッツイ!!
まとめ
今回は『Clair Obscur Expedition 33』の各種評価サイトのチェックと、筆者の感想などをまとめてきました。
- 各種評価サイトの評価は軒並み高い!本当に今年のGOTY候補!
- 筆者的にも十分楽しめた傑作の1つだけど、ちょっと不便なところがあったゲーム!
海外の評価が軒並み高く、まじめにJRPG的な作品の中でも最高峰と言えるでしょう。
正直、ドラクエ12あたりでやってほしいことがぎっしり詰まっている作品とも感じました・・・
まじで、この『Clair Obscur Expedition 33』のスタッフはドラクエや昔のFFといったJRPGを色々とやりまくっていると感じる作品です。
JRPGが好きという人ほど手に取ってほしいと思える良ゲーでした!
また、ほぼ同時期に出たオブリビオンリマスターの記事も書いているので、そっちも購入したという方は是非チェックお願いします!
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